ケアマネなんて儲からん

「現役並み」という言葉を聞くたびにブルーになる低所得のケアマネジャーが日々の苦悩?をつづるブログです

ケアマネジャーとテレワーク

ちっとも名称が定着せずに、いつまでも「新型」と呼ばれ続けている「covid19」。


まあ、読みづらいですわな。コーヴィッドなのかコヴィッドなのか。ヴィなのかビなのか。


ヴィビヴイビヴィビヴィビって何かの光線かよ、という感じですが、


そんなこんなんでデイが閉鎖されたり、ケアマネにまた無理難題を押し付けられたり、
効果が無いと言われながらもマスクが切れたり、
トイレットペーパーに始まってなぜか納豆まで売切れたり、と
どうやら世の中大変な状況でございます。


そんな中、ケアマネにとって一つの朗報は、無理に訪問しなくても良い、というやつ。


よっしゃ!だったらテレワーク!!





と、電話するわけですよ。でもね。相手はご老人。




電話じゃ話が通じねぇ~~~~~!!!




いいから聞けよババア、とか、
ちょっと黙れジジイ、とか、
そんなことを福祉に携わる人間が思ってはいけませんよ!!!???


30分くらい頓珍漢な会話をして、モニタリングの「モ」の字も得られなかった日にはアナタ…
経過記録をどう書きゃいいのよ。


3/○ 自宅に電話(10:10頃) 開口一番、「今月はいつ来るの~?」との発言あり。新型コロナウイルスのまん延防止のため、と説明すると、「学校は大変だよね~」との返事あり。体調を伺うと、「世の中大変だよね。昨日病院に行ったけど空いてたよ」との回答あり。デイサービスについて尋ねると、「デイサービスは明日だよ」と返答ある。来月のサービスについて確認。「来月は大丈夫だよ~」との回答ある。



もはや意味不明。



んで、最強なのはこのパターン。



こちら「調子はどうですか~?」
相手「え~?今日来るの~?午後ならいいよ~」
こちら「いや、そうじゃなく、新型コロナの~」
相手「待ってるよ~」
こちら「お~~~い」
相手「(通話が切れる音)」




まあ、若い人同士であっても、電話だけで完璧に意思疎通を図るのは困難ですから、
ましてご高齢の方が相手、となるとより難しいのかな、と。
対人援助職は、やっぱり相手と向き合ってこそ、表情を読み取ってこそ、
きちんとした支援ができるんだろうな、と思うと同時に、


そう考えると、電話だけで何百万も振り込ませる詐欺師ってマジスゲ~と思ったり思わなかったり。


テレビ電話が普及すると、また世の中変わってくるんですかね~