ケアマネなんて儲からん

「現役並み」という言葉を聞くたびにブルーになる低所得のケアマネジャーが日々の苦悩?をつづるブログです

法人のピンハネ?

なにやら介護業界に「慰労金」なるものが支払われる公算のようですが、
実際に支払われるのはいつなのか、年末だったら大爆笑
という問題もさることながら、


今のところ支給方法について、事業所単位で行われる、との方向で検討されているとかいないとか。


そうすると、必ず湧いてくるのが、


事業所単位だと事業所がピンハネする!
経営者の懐に入って従業員には配られない!


という残念な意見


法人がピンハネだの経営者の懐にだの
心配されている方はつくづく気の毒
だな、と思いますが、


そういえばゴミノマスクの支給やら10万円の給付金やらで
貴重な血税をピンハネされまくっている
と思ったら、
自分もその気の毒な一員なのかと苦笑してしまいました。


従業員の生活をきちんと考えている経営者を選ぶことも、
国民の生活をきちんと考えている為政者を選ぶことも、


根本は同じなのかもしれませんね。


と、まあ、それはさておき、事業所から支給、でも良いのですが、
処遇改善加算といい今回の慰労金といい、事業所は支給に要する手間だけかかっているわけですよ。
当然、その支給に要する人件費もかかっている。


するとつまり、処遇改善加算といい今回のといい、
やればやるだけ会社は<損をする><持ち出しをしている>わけです。


そんなことないだろ、と思われる方は、
ご自身で処遇改善加算の申請や補助金の申請をされてみると良いと思います。


無茶苦茶面倒くさいです。


それを会社は無料奉仕しているわけですな。


少しくらい会社にも寄越せや、と思いますけどね。普通の感覚でしたら。


ところが、それを考えもせずに、やれピンハネだ、経営者の懐だ、だのと、よくもまあそういうことが言えるものだと…。


そういうことをほざく従業員は、マジで給料カットして処遇改善も支給しない、という荒業に出たくなりますね。
数字をいじるなんて、実際にやるかどうかはともかく、やる気になれば…おっと、これ以上は。


いや、ほんと、自分は一銭ももらえない処遇改善加算の手続きをしていると、時々ばかばかしくなって操作したくなります。
ギリギリ踏みとどまってますけどね。


あ~、でもするとあれかな。慰労金も役員だと貰えないのかな。同じ仕事しているのにおかしいよね。でも中抜きしないで配らないと「ピンハネ」だのなんだのボロクソに言われちゃうんですね




なんか、悲しくなってきた。





誰もが得する支給方法があると良いですね~


って、単純に経費を上乗せして支給してくれれば問題ないんですけどね~


どこかのペーパーカンパニーに中抜きさせるくらいだったら経費の上乗せくらい…おっと、これ以上は(怒)