ケアマネなんて儲からん

「現役並み」という言葉を聞くたびにブルーになる低所得のケアマネジャーが日々の苦悩?をつづるブログです

嗚呼、実地指導

素朴な疑問なのですが、医療保険て、介護保険のような実地指導ってあるんですかね。


いえ、今朝もFAXやら郵便やらで「主治医」の方から「居宅療養管理指導」の「情報提供書」やら「診療レポート」やらが届いたわけですが、


その内容が凄い。


まずは先月と全く同じ療養管理指導記録


先月と同じ、どころではございません。


1年間全く同じ


しかもその内容は、「痛みが出現したときは病院に連絡を」


いや、そうじゃないでしょう。


介護方法の指導や助言、サービス利用上の留意点、ケアプラン作成時の留意点など、


そういうことをご指導されるのでは?


ケアプランに位置づけろと?


ニーズ:痛みが出たときに病院に連絡したい
長期目標:痛みが出現したときに病院に連絡できる
短期目標:痛みが出たときはすぐに病院に連絡できる


違うでしょう。そうではないでしょう。


痛みが出たら連絡なんて、わざわざ療養管理指導で書いてこなくたっていいでしょう。
他にないのかよ。


他に無いなら算定するなよ。


続いてはもっと凄い。


なんと、訪問診療日だけが記載された診療レポート。


内容は白紙!真っ白!何も書いてない!


ちなみに

この利用者さんはがん末期!

その日に在宅酸素が開始されるなど、色々あったはず!
なのに白紙!
これで報酬取るのか?え?取るのか?本気なのか?


いや、3通目はきちんとしてましたよ。
ちゃんと診療レポートが書かれていて、ケアプランへの意見もきちんと。


そういう医師もいらっしゃいます。いらっしゃいますがね。


病院から例外給付の意見を電話でいただきましたし、連携の取れているところはきちんとできていますがね。


ええ。連携の取れているところもあるのですが。


ですが、確率は…。





こういうのがあるたびに思うのは、


介護保険は実地指導で重箱の隅をつつくような真似をして、返金だ!過誤請求だ!と潰しにかかるくせに、





医療は放置かよ。





ということです。


医療保険も実地指導頻繁にやれよ。医師会の反発?しらね~よ。


ああ、我らが業界団体は反発しませんものね…(とほほ)