ケアマネなんて儲からん

「現役並み」という言葉を聞くたびにブルーになる低所得のケアマネジャーが日々の苦悩?をつづるブログです

担当者会議

ケアマネ業界ではよく、「担当者会議は開催したほうが良いのでしょうか」という質問を耳にいたしますが、


いや、悩んだら開催しましょうよ。


というより、サービス担当者会議の開催こそがケアマネ業務の一大イベントだと思うのですが、どうしてそれを「やらない方向」で進めようとするのでしょう。


まあ、確かに3か月~半年に1回の、「目標を更新するだけ」の担当者会議はツマランと思いますが、
それこそまさに「軽微な変更」という奴で良いわけで、


悩む、ということは軽微じゃないわけですな。


延々と更新し続けるような目標を立てるほうがどうかしている、と言われれば、まあそうですけれども、
「内科の定期受診」みたいな感じで状況が変わらない人もいるわけですし、
「処方箋のための受診」みたいな人もいるわけです
から、


それを介護保険に置き換えれば、
「サービス利用継続のためのケアプラン更新」
が存在するのはやむを得ない
かと。


なので、そういう方々に対しては「軽微な変更」で良いかと思いますが、
それ以外だったら話し合いましょうよ。


アセスメントして原案作って、
その原案どおりで良いかどうか、話し合いの場を設けるのがケアマネの仕事
でしょう。



それなのに、「担当者会議は必要でしょうか」と悩むということは、つまり、



それ以外の余計な仕事が多いってことですよね。


わたくし、一番不要なんじゃないかと思うのが<モニタリング>。


サービスがきちんと目標に沿って行われているかなんて、わざわざ利用者に確認する必要あります?
サービス事業所に失礼な気がするんですが。ケアマネ何様?


サービス事業所ときちんと連携が取れていて、報告を受けていれば利用者に話を聞きに行かなくたって良いと思うのですが。
何かあれば利用者から言ってくるでしょう。


そりゃあ、状況変化の大きい人は<再アセスメント>のために足しげく通う必要があるかと思いますが、
モニタリングってそんなに毎月必要ですかね
初回利用時と目標期間満了前に確認に行くくらいで良いのでは。


アセスメントを怠りなくやっていれば、モニタリングは最低限と良いと思うのですがね~
どうせみんな経過記録に書いてますでしょ?
「自宅訪問・再アセスメント・モニタリング」と。


アセスメントはガチでやっても、モニタリングは適当に「満足!」「満足!」と○していらっしゃいますでしょ?


え?モニタリングもガチでやっている?


そ、そういう方は直ちにブラウザの「戻る」を押していただき…


と、まあ、ちょっと話は逸れましたが、ケアマネ業務の醍醐味は「アセスメント→プランニング」だと思うのです。
そして、それが良いプランとなるためには当然担当者会議で専門職の意見を聴く必要がある。


ゆえに、プランニングの一環としての担当者会議(あるいは照会)は欠かせないと思うのですが、


<月1訪問>に縛られていると、確かに担当者会議にかける時間が足りなくなるのですよね~


いいじゃんね。3か月に1回でも、半年に1回でも。


モニタリングはサービス事業所に任せておけば良いと思うのですがね~


給付管理以外に報酬が得られないケアマネジャーの悲しいところですかね。とほほ。