敢えて書こう。馬鹿ではないかと ~印鑑廃止
敢えて書こう。馬鹿なのではないかと。
ええ。印鑑廃止の話でございます。
「利用者の同意の押印・署名、原則不要に 厚労省 介護もデジタル化推進」
http://www.care-mane.com/member/news/11394?CID=&TCD=0&CP=1
という記事によりますと、
「ケアプランや各サービスの計画書、重要事項説明書などの同意を利用者・家族から得る際に、必ずしも押印・署名をしてもらう必要がないことをルール上明確にする」
とのこと。
違う。そこじゃない。
印鑑廃止、印鑑不要の趣旨は、<印鑑を押すためだけの業務をいかに省くか>にあったはず。
つまり、<無駄な書類をなくそうぜ!><印鑑を押すためだけの仕事を減らそうぜ!>ということにあったはずなのに、
なぜかやり玉にあがるのは<重要書類>。
婚姻届なんぞもそうですが、印鑑が必須とは言わないまでも、本人の意思確認が極めて重要な書類から印鑑を廃止していくこの暴挙。
(1)「署名捺印」と(2)「その文書が真正のものであるか別の方法で証明」と、
そのどちらが簡単で事務処理の軽減になるのかは猿でも分かるでしょう。
ケアプランの同意蘭から署名欄をなくす?
デジタルで証明する?
馬鹿かと。あほかと。
その代わりにケアプランの真正さを担保する業務が加わるわけですよね。
ご高齢の方々はデジタルに強くない方が多いですし、
ご利用者様ご本人様とメールのやり取り…なんてのは、ほぼ無いわけですから、
ケアプランや重要事項説明書の署名欄をなくせば、おそらく待っているのは、
<ケアプランや重要事項説明書に同意したことを証明するための書類の作成>
と、
<証明するための書類に対する署名捺印または記名押印>
になるのではないかと!!
つまり、こんな感じ!?
ぶらぼ~♪
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