医療連携?
最近ケアマネ業界では何かと話題の「医療連携」。
ケアマネジャーは医療職ではないので、そんなに医療知識の勉強ばっかりしなくても良いと思うのですが、医療サイドはケアマネジャーに何を求めているのですかね?
ケアプランを作るためには、「予後予測」ができていれば十分だと思うのですが。
例えば「がん末期」の利用者さんを担当した場合、その「がん(癌)」がどういう癌なのかを勉強するよりも、
こういう兆候が出たらあとどれくらい
とか、
こういう兆候が出たらこうなると予測されるから、それに対応できるサービスを手配する(準備する)
とか、
ケアマネジャーにはそういう知識が必要だと思うのですが、なんかズレてる気がします。
ケアマネジャーは医療知識が少ない!
と、怒る人がたまにいますけど、そんなの当たり前なわけで。
だって医者じゃないんだから。餅は餅屋。医療のことは医者に聞けば良いと思うのですが、業界では違うようで。
医者だって専門外の病気のこと分かってないくせに(小声)
まあ、そんなわけで、病気の知識なんざ、今のご時世はネットで検索すれば分かるわけで、
ケアマネジャーの皆さんも自信を持って医療職と対峙して良い、と思うのですが、
そのためには「予後予測」は絶対に欠かせないので、
・この病気はこういう経過を辿る
・その経過の兆しを見逃さない(自分じゃなくていい=医療職に見つけてもらえばいい=見つけてもらえる体制を整えておく)
・経過(変化)に素早く対応する
この3つを怠らなければ、たとえその病気のことを「かじった程度」だったとしても、信頼される<相談援助職>になれると思います。
繰り返しになりますが、ケアマネジャーは医療職ではないので、必要な知識をはき違えないことが重要だとワタクシは思いますが、どうなんでしょうかね。
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